会長挨拶
2020年度の第38回日本麻酔・集中治療テクノロジー学会を担当させていただきます。麻酔・集中治療テクノロジー学会は、麻酔・集中治療とテクノロジーの学会です。テクノロジーを利用するみなさまと、開発するみなさまだけでなく、本学会に興味をもつみなさまにも気軽に参加いただける企画を用意いたします。
働き方改革や麻酔科医専門医のありかた問題などで、現場は混乱と閉塞感にあふれているところも多い中、麻酔科医療を少しでもよくしたい仲間を集めたいと考えています。本学会も、会員の学術研究を発表する場としてだけでなく、実社会でそのテクノロジーを有効に活用するためのアイデアやシステム運用にも力を入れる必要があります。これまでのテクノロジー学会の雰囲気も残しながら、新たな風を呼び込むことができる様な学会を目指します。若手の先生方や麻酔科医療に関与する企業の方々にも多く参加していただけるような学術集会としたいと考えます。
COVID-19感染の影響により開催を延期せざるをえなくなり、参加を予定してくださった皆様、共催企業の皆様にはご心配とご負担をおかけしました。開催期日を再設定させていただきましたので、ご報告申し上げます。
2021年2月25日(木)・26日(金)、沖縄県名護市の万国津梁館で開催します。
若い世代の麻酔科医にも積極的にご参加いただきたいため、ウェアラブルやモバイルガジェットをテーマに開催いたします。
また、テーマを「沖縄」として見た目コンテストを静かに開催します。また、発表内容やデザインに秀でていた方、学会中の発言や服装で秀でた方には、賞状とオリジナル賞品を用意しております。
ソーシャルディスタンスを保ちながらの学会にはなりますが、さまざまな職種のさまざまな世代の方々にさまざまな学会の楽しみを提供したいと考えております。
ぜひ、本学会への参加をご検討いただき、予定を確保くださいます様お願いいたします。
COVID-19の感染拡大状況により、発表者が会場に来られない場合が想定されます。その場合には、会場とZOOM接続によりリアルタイムに発表が可能になる予定です。また、参加者のみなさまの勤務施設から学会への現地参加を禁止されている方々のために、参加登録をしていただけばWEB視聴ができるようにいたします。直前のアナウンスになりますが、参加をご検討くださいますようお願い申し上げます。
2021年1月25日
国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター
麻酔科
讃岐美智義