2013年11月吉日
第31回日本麻酔・集中治療テクノロジー学会を担当させて頂きますことを大変光栄に存じます。本部事務局ならびに会員の皆様には厚く御礼申し上げます。
日本麻酔・集中治療テクノロジー学会は、麻酔・手中治療領域においてコンピュータ応用の進歩と普及を図り、これを通じて学術、社会の発展に寄与することを当初の目的として発足しています。しかしながら、30 年以上経過した本学会はすでに大きく様変わりし、近年の発表・報告の内容もこの分野における新たなテクノロジー関連の話題に変わってきております。
今回の学術集会は、“他分野のテクノロジーに学ぶ”をテーマとして、無痛針、血糖管理、呼吸音図、胎児心電図、宇宙における循環と多岐にわたる分野の先生方をお招きし、講演をしていただきます。また、一般演題も21題と多数ご応募いただき、活発な討議とともに参加者の皆様の向学心をさらに満足させることができれば幸いです。
本研究会の特徴は、テクノロジーの機序や本質を知り、それを応用することが大好きな医師・医療関係者の集まりであり、熱い議論の学術集会と前哨戦ともいえる懇親会は毎回の楽しみになっています。会員のみならず、多くの皆様のご参加・ご協力をお願いして挨拶とさせていただきます。